出展者インタビュー

出展者インタビュー

新商品の啓蒙にはリアル展示会がベスト

株式会社フジタ
経営改革統括部 次世代空調事業部 商品開発部
小野 幹治

株式会社フジタ

新商品/赤外線放射冷暖房「眠リッチ」の披露、啓蒙

今回の出展内容は?

今回私たちが出展したのは、睡眠環境の改善を目的とした冷暖房システム「眠リッチ」です。空気の温度と気流を使うエアコンとは異なり、赤外線を使って寝室全体を温度調整します。エアコンのように気流を使わないので、「寝ている間の風が苦手」という方にも安心してご利用いただけます。ホコリが舞い上がりにくく、運転音も静かなため、喉にも耳にも優しい「理想的な睡眠環境」を提供することができる冷暖房システムです。

エアコンのように風の力で熱を撹拌する必要がないので「風」や「ファンの風切り音」を感じにくいことや、風がほとんどないのでホコリが舞い上がらず、口の周りの粉塵濃度が抑えられます。また、ホコリが舞い上がらないためエアフィルター部分にホコリが詰まりにくかったり、ベッド表面をムラ無く冷やす(暖める)ことができたり、体感温度の変動幅が小さいので、朝まで稼働しても身体に負担がかからない点があげられます。

新規事業展開のために

新商品を開発された背景は?

もともと天井面全体を使用した病院の病室用の放射冷暖房システムを開発していましたが、この睡眠に適した装置を普通の寝室にも導入することができないかという声が高まり、寝室用放射冷暖房の開発が始まりました。引き継いだのは「エアコンのヒートポンプを利用」する技術と「天井面を結露させない」技術の2点だけです。それ以外はゼロからの開発になりました。病室と違い、普通の寝室に適用させるためには「天井裏に広いスペースが無くても設置できること」、「冷暖房時、高湿度の日でも放射面が結露しないこと」、そして、「快適温度に達成するまでの時間(立上り時間)を短縮すること」といった少なくとも3つの大きな課題がありましたが、すべて独自技術による解決することができました。

全てが会社にとって初めてのことだったので、ゼネコンがメーカーという立場にチャレンジする感じで、マーケティング調査から、事業構築まで、いろいろな人を補強してもらい、事業部を作り製品化に至りました。新しい分野でのものづくりでしたので途中試行錯誤がありましたが、健康的な睡眠を提供する画期的な冷暖房システムを作ることができました。

睡眠を重視する企業など横との繋がりが広がりました

他との繋がりは?ブースに立ち寄られた方の反応は?

当社はB to Cのチャンネルが比較的弱いため、販売するためにそのチャンネルをもっている企業の方との繋がりをもつことも重要なのですが、今回の目的は当社がこのような赤外線放射冷暖房を作ったということを知ってもらうことが一番の目的でした。実際には脳波計のメーカーさんや寝具メーカーさんと交流でき、いいコネクション作りができたと思います。今世の中に出ているエアコンとは異なる冷暖房システムなので多くの企業の方が興味をもってブースやセミナーに立ち寄られ、身のある展示会だったと思います。やはり、このような商品、事業はオンラインよりもリアルで膝を突き合わせて話をし、わかっていただいたかどうかを確認しながら商談を進めたいですね。