FXで利益を作れている人がどれくらいいるのか?
FXは、信頼できる人経由の話によると1年間収支のトレーダーは30%ほどいるらしい。しかし、5年間で総合評価した場合に収支がプラスのトレーダーは1%以下とのこと。
信じたくない数値ではあるけど、FXをするということはこの現実を直視する必要がある。にしても、不思議なものだと思う。FXは極論でいうと、現在の価格から「上」か「下」かを当てる勝率50%のゲームにしか過ぎず、それを繰り返していくのが本来、FXである。
そのため、勝率50%の勝負を繰り返していくと、短期的には2連勝や3連敗はあれど、大数の法則によって最終的には「±0」に近い収支結果になるはず。なるはず・・・
もちろん、実際のトレードでは「スプレッド」という手数料が発生するので、勝率50%だと最終収支はマイナスになる。
FXは、「期待値がマイナスのゲーム」であるのは十分に理解できるが、
それにしても負けすぎである!
なにが、ここまで多くの人を負けトレーダーにしているのか?
テキトーにトレードをしても勝率は50%が確保されている前提で考えるならば、「手法以外のところ」に大きな要因があると考えざる負えない。
つまり、私たちは勝てる手法を求めてはいるけど、実は手法では負けていないのではないかという仮説が生まれる。
FXをする人たちは当然のようにお金を稼ぎたいと思っているので、必死にダウ理論やMACD、ストキャスティクスなどいろんなテクニカル分析を用いてトレードを行っている。
そうだとするならば、、、
普通に考えたら、勝てるようになるはず。
普通は、なるはずですよね。
しかし、その結果は、5年間で99%の人が負けるという事実。
テキトーに何も考えずにトレードをすれば、
・大きく勝つこともなければ、
・大きく負けることもなくなるのに、
一生懸命、テクニカル分析や手法などを勉強した結果が、これ。
まだ勉強が足りない?あと、5年、10年勉強する?
いいえ、私はしたくない。客観的にもし、、、もし、サイコロをふってトレードをすると勝率50%なのであれば、ダウ理論や移動平均線、平均足でもなんでもいいので、
根拠のあるものを1つ、1つでいいので足してあげると勝率は51%以上になるはず。つまり、基本的に手法には「期待値が1以上の優位性」は備わっていると考えるのが妥当な気がする。
もちろん、手法の中でも勝率51%のものもあれば、70%のものもあったりして、手法自体に優劣があるのも当然だとは思うが、ここで何が言いたいかというと、
「ほとんどの手法はルール通りにトレードすれば勝てるようになっている」ということ。
いやいや、私負けていますから、私の手法に優位性なんてないですよ
と思われた方、もしかしていらっしゃるのではないかと思う。私も今これを書きながら思った。
それこそが、私たちがFXで勝てなくなっている1番大きな原因なような気がする。
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